京都から東京に帰る途中、あるいは往路で、静岡で一泊、と考えていました。
車での運転時間が長いと事故を起こす可能性が高まると考えたのと、行って戻って、だとなんだか味気ないと思ったからです。夜道を走るのが怖いというのもあります。
そこで、目に留まったのが島田のばらの丘公園。今回の旅はあらかじめ宿を決めずに柔軟に決めたいという方針だったので行けたら行こうと思っていましたが、ちょうど帰路で遅い午後から夕方にかけて良い地理状況だったので、島田に泊まることにしました。
翌朝。ばらの丘公園は朝9時開場だったので、最初に日本で一番古い木造の橋に行くことにしました。


蓬莱橋(ほうらいばし)です。ギネスに世界最古の最長の木造の橋と載っているそうです。

橋からは富士山が拝めます。ぎしぎし鳴って、正直最初から最後までずっと怖かったです。

渡り切ると紅葉が綺麗に咲いていました。咲くという表現が正しいかは不明です。

橋を渡った人しか見えない光景です。ポージー。渡ったよ。見えるかい?
さて、ばらの公園につきました。見事な門構えというか面構えというか、おもてなしの花壇です。







ばら、ばら、ばら、ばら、ばらです。名前のプレートもきちんと設置されています。ただ、名前の印象を避けるために途中からは純粋にお花だけを楽しむようにしました(見てると大変なくらいのばらの数のためでもあります)。
また、この公園にはドッグランもあります。カートやキャリーであれば園内も犬と園内を周ってよく、愛玩犬の似合う上品な島田マダムが来るのかな、と公園からみえるテニスコートの大人たちを眺めながら妄想に耽るのでした。お散歩の後はローズヒップティーも召し上がるのかもしれません。
公園を出たところにあるお店にて、薔薇のポプリと造花の薔薇の小さな花束(posy)をポージーのお供え用に買いました。ポージーは小さな花束、という意味があるのです。
途中寄った清水SAはすごく巨大でした。しかし富士山が見えません。そう思ったら、少し歩けば富士山と美保の松原がみえるスポットが用意されていました。


これも歩いた人しか見えない景色です。多くの人を収容するお店エリアと駐車場エリアには人はいましたが、ここは誰もいませんでした。
都会に住んでいる自分も、きっとお店・駐車場エリアにいる人間なんだろうな、と自分の生き方も顧みてしまいました。
その後の高速道路でも晴天に富士山が見事としかいいようのない姿で君臨し続けていて、その風情を存分に堪能し、心躍りながら運転し続けました。
富嶽三十六景を描いた北斎も、いつもそこに堂々とある富士山に傾倒する思いで立派な富士山を望める場所を探し歩いたのではないかと思います。
ポージーを見送る旅、ポージーとの京都旅行、ポージーとのドライブ旅行を無事に終えることができました。しかし旅の終わりに、ポージーとの思い出のホームセンターに寄ってしまいました。
ポージーくん、大好きだよ。ずっとずっと一緒だよ。今日の景色も、一緒に見てくれたかな。